カテゴリー: 映画

  • 竜とそばかすの姫

     うたが歌えなくなった姫のお話。知らないうちに涙が流れていた。

     電脳空間のスケールと緻密さがいまいち

     見に行くなら音のいい部屋のスクリーンに行くべき。これは歌の映画だから。
    最初、主人公の声優が慣れてない感じだったけど、歌手として出ていたということなら納得。

     変身するときは、一度素っ裸になるのがお約束か。

  • Arc(円弧)

     SFなのだろうが。主題がよくわからなかった。

     映像はいかにもSFっぽい。でも一般受けはしないな。

     光速で飛ぶスペースシャトル。スペースシャトルは、語源からも実際に運用されていた機体からも地上と低高度軌道とを行き来する往還機だから、恒星にしたいなら、言葉はそれっぽいのにしてほしい。原作にはこのようなせりふはなかった。

  • 夏への扉 —キミのいる未来へ—

     突っ込みどころが多すぎて、どこから突っ込んでいいやら。

     まあ、芝居がいまいちだし、映像表現も稚拙。背景音も耳障り。時々手取り風なの画面が揺れて見にくい。不穏な場面とかは音でなくて映像で表現してね。途中で出たいと思った映画なんて久しぶり。

     ヒロインの璃子が原作のフレドリカ(愛称 リッキィ)にちょっと似ているところはよかった。

    文化女中器の1号機が動いているところを見たかった。原作にあった3本足の先にローラーが付いているような図も一瞬出ていたように思う。

     本名の護民官ペトロニウスが出てこない。

     現実の世界を元にしているため、テクノロジーの格差がひどい。ワープロ専用機を使いつつ、人工冬眠が実用化されていたり、自律ロボットが売られていたりする世界ってどんなだろう。

     むりやり原作どおりのシチュエーションを使うもんで、金塊は体に巻き付けなくてはならなかったのに、アンドロイドは普通に連れて行けるのか。そもそも金塊が軽すぎるが。

     車からガソリンが漏れているのに、わざわざ紙に火をつけてから燃やすの?

     売られていたピートのぬいぐるみが全然似ていない。鼻の周りが白いってどういうこと?