著者:東野 圭吾
2022年4月25日発行
「おかえりなさい」
わかりやすい容疑者たちのほかに、怪しげな容疑者たちが続々と出てきて、どんでん返しに次ぐどんでん返し。第一作のようなシチュエーションを匂わせて全く違う犯人とか。このホテルが舞台になることさえトラップにしている。
ルールを無視して暴走する新しい登場人物がちょっとうざい。さすがに客室に盗聴器という話題ははらはらしたが、何とか穏便に収まったようだ。
スマートフォンの本体やサーバーには移動履歴が残るから、気を付けなくては。
ロマンスの行方については、まだまだ続きそうだ。
「ようこそ、ホテル・コルテシア東京へ」